配水管の詰まり

日本人はよく料理をするので、小さな食材ゴミが台所の流しから配水管に流れてしまうことが多く、それらが少しづつたまって数年に1度くらいのペースで排水管が詰まってしまうことがよくあります。

 

それを予防するのには、スーパーなどで売っている小さな専用網を排水口に置き、ゴミが流れていかないようにするくことが大事ですが、もし詰まってしまったら、ホームセンターや大きなスーパーで売っている赤茶色の大きめなゴムの棒付吸盤で何度も”スポッ、スポッ、” と上下させてゴミを取り除くのが一番いい方法です。

 

やはりホームセンターで売っている、専用極太針金でゴミを引き出す方法もありますが、それでも詰まりが直らない場合には業者さんを呼んで専用機械で配水管の中を掃除してもらいます。費用は最も軽いケース(簡単な詰まり)で100ユーロ前後。費用の負担に関しては、一般的には建物の中心部の太い共用配管の詰まりの場合は大家さん持ちです。

 

そして各台所の流しから太い共用配管までの間の詰まりは店子(居住者)負担となりますが、大家さんによっては多めに負担してくれる場合もありますので、一度相談されることをお勧めいたします。

 

中には暴利を請求する業者さんもいますので、必ず紹介のある業者さんを頼ってください。

 

ジュワ、ジュワ、と、詰ったゴミを溶かす化学系のタイプのものもありますが、それらは時に壁の中に隠れている金属製でない樹脂のパイプも溶かしてしまうこともあり、そうなると壁を壊して開かなければならないおおがかりな修理工事の元となってしまうので要注意です。